オリックス・ロメロが2試合連続弾で奮闘した。5点ビハインドの4回に10号2ラン。球団の来日1年目の外国人では、12年李大浩以来の2桁アーチとなった。

 指名打者を使えない広島戦で、外国人3人を使うための秘策だった中堅ロメロ案は、4月に負傷した左膝の不調で実現せず。福良監督が「その状態で不慣れなポジションに入れられない」と判断し本来の右翼に入った。ロメロは「まだ完全じゃないけど、交流戦では守りは続ける」と気丈だった。