ヤクルトに再びアクシデントが襲った。

 6回、先頭打者の4番雄平外野手(33)が巨人吉川の初球をファウルにする。すると直後に右手首を抑えて一塁側ベンチ前まで歩き、異変を訴えた。その後ベンチ裏に下がり治療を行ったが、代打荒木が送られて試合を退いた。

 試合中はアイシングを行い、29日に都内に戻って精密検査を受ける予定。試合後、川端チーフトレーナーは「ファウルを打った瞬間に右手首を痛めた。東京に帰って精密検査を受ける。(全治や病状は)診察次第です」と説明した。

 ヤクルトはバレンティンや中村とけが人が続出しており、主軸の離脱となれば大きな痛手となる。