日本ハム上沢直之投手(23)が、784日ぶりの本拠地勝利を挙げた。

 1点リードの7回無死二、三塁の大ピンチを無失点で切り抜けるなど、味方の好守にも助けられ、7回5安打無失点の快投。昨年の右肘手術を乗り越え、前回の2日ロッテ戦(ZOZOマリン)での今季初勝利に続き、札幌ドームでの勝利は15年5月17日オリックス戦以来となった。

 お立ち台では「長すぎですね。すいません」と照れくさそうに話した。初回2死三塁から内川を二ゴロに打ち取った直球は自己最速タイの149キロを計時。「ここで(走者を)返したらもったいないと思って腕を振った」と振り返っていた。