米国の市民権取得のため渡米中の中日ダヤン・ビシエド外野手(28)が、後半戦開幕に間に合わない情勢であることが9日、判明した。

 交流戦期間中の6月16日に渡米し、リーグ戦が再開する同23日に再来日予定だったが依然、審査待ちの状態が続いている。西山球団代表は「待つしかない。(球宴)明けはすぐ(出場)は厳しいかもしれない」と明かした。4番不在が続くチームはこの日、2試合連続適時打なしで完敗。3位DeNAとの差は4に開き、5年ぶりのAクラス入りに試練が続く。