広島は2回にエルドレッドの適時打などで2点を先制するも、先発岡田がリードを守り切れなかった。

 3回は無死から3連打で同点に追いつかれ、5回は2死から連続長短打で勝ち越しを許した。

 6回もマウンドに上がったが、無死二塁から自らの悪送球で失点。ピンチを背負ったまま降板となった。

 打線も3回以降は1安打に抑えられ、連勝は4で止まった。緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -先発岡田が4回まで先頭打者を許した

 緒方監督 内容は良くないよね。前回(5日)巨人戦も6回1失点という結果は出しているけど、毎回先頭打者を出しているような投球だった。今日もそうだったけど、はっきり言って内容的に全然ダメなものが続いている。考えるところはあるかな。

 -疲れもあるか

 緒方監督 みんな疲れているよ。岡田1人が疲れているわけじゃない。中継ぎなんてとんでもないイニングを投げている。そんなこと言い訳にならないし、こちらも言うつもりはない。野手なんて(今日まで)8連戦を戦っている。

 -そういった投球内容でも、6回は続投させた

 緒方監督 中継ぎがこれだけ登板過多になっている。先発は1イニングでも長く(投げてもらいたい)。6回を1つのめどとして考えている。先発投手としての責任だからね。(5回まで)3点ということで、このまま踏ん張ってくれないかなと考えて投げさせた。

 -明日(12日で)前半戦最後の9連戦が終わる

 緒方監督 明日オールスター前の最後の試合、チーム全員で戦っていきます。