昨年7月20日の巨人戦で左アキレス腱(けん)を断裂した阪神西岡剛内野手(32)が、出場選手登録され、「1番一塁」で即スタメン出場。バットでは3打数1安打。1軍戦初めてとなった一塁守備でも勝利に貢献した。西岡との主なやりとりは以下の通り。

 -どんな心境で

 西岡 リハビリ過程は苦しいこともありましたけど、世間一般では選手生命を脅かすというものですけどね。しっかり取り組めば、アキレス腱(けん)は大丈夫なケガなんだなと思ってます。

 -監督からは言葉は

 西岡 監督さんも不安を抱えながら、僕を起用してたと思いますし、まだ始まったばかりなのでね。はやくちょっとでもね、不安を取り除きたいと思います。

 -大歓声は

 西岡 ホントに感謝してます。まだ1試合なんで、シーズン終わるころに復活したなと言われるように頑張りたいと思います。

 -ピンチではマウンドへ

 西岡 復帰して首位の広島、強いチームにね、僕らも重々承知してますからね。

 -8回のチャンスで金本監督が声をかけた

 西岡 勝負にきたら、とにかく決めてくれ。一塁が空いてたのでね、ボール球、そういうきわどい球で勝負してくると思ってたので。歩かされたのでしょうがないなと。

 -ファンへメッセージ

 西岡 やっとグラウンドに立つことができたのでね。今からの野球人生は今までと違った取り組みになってくると思うので、とにかくもうケガがないようにやっていきたいと思います。