4番が意地の1発を放った。

 ソフトバンク内川聖一外野手(34)が約2カ月ぶりのアーチで試合を引き戻した。

 1点を追う5回裏。先頭打席に入った主砲は西武2番手岡本のカウント0-1からの2球目を左翼ポール際に運んだ。5月27日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来となる12号ソロだ。

 「打ったのはカーブ。逆転されたので何とかしたかった」。

 首痛の影響で下降気味だった打撃も久々の1発を契機に上昇カーブを描きたいところだ。