ソフトバンクが西武の勢いにのみ込まれた。4回にデスパイネの左前適時打で一時は逆転に成功したが、5回に2番手モイネロがつかまり逆転負け。

 工藤公康監督(54)は「(先発寺原は)あそこ(4回途中)がギリギリだった。スライダーが甘くなって、球も浮いてきていた。今日は我慢。無理ができない試合もある」と、我慢の継投で勝ちパターンの投手を温存させた。

 2位楽天が勝ち1・5ゲーム差。明日5日に楽天が勝ち、ソフトバンクが負ければ再び、マイナス0・5ゲーム差で首位陥落となる。西武も加えた3強の争いとなってきたが工藤監督は「明日、切り替えて」と気持ちを即座に切り替えた。