阪神高山俊外野手(24)が18日、プロ入り初めて2軍落ちした。昨季新人王を獲得したが、今季はスタメン落ちも目立つなど、出場97試合で打率2割4分8厘、23打点5本塁打と低迷。特に7月以降は打率が1割9分に落ち込み、出場機会も減っていた。

 この日は鳴尾浜で2軍の練習に合流。早速身振り手振りで打撃指導した掛布2軍監督は、「タイミングが取れていない感じだった。いいものをつかんでほしい」と復調を期待した。練習後は19日からの2軍交流戦の日本ハム戦(三条パール金属スタジアム)に向けて空路新潟へ移動。シーズン前は打率3割20本塁打を掲げていたが、ぶち当たった2年目の壁をどう破るか、復活が待たれる。