広島は19日、スカウト会議を行った。高校生の指名候補となる全選手の映像を確認。投手19人、捕手2人、内外野手9人の30人に絞り込み、ドラフト1位候補に入る“A評価”には早実・清宮幸太郎内野手(3年)と広陵・中村奨成捕手(3年)の名前が挙がった。

 苑田スカウト統括部長は「(即戦力候補の)特A評価がいないので、全選手を見てもらった。(中村は)取って投げる動きがいい。打撃はみなさんも知っている通り、素晴らしい」と評価した。

 高校生30人のほか、ドラフト1位候補のヤマハ・鈴木博志投手(20=磐田東)、日立製作所・鈴木康平投手(23=国際武道大)、JR東日本・田嶋大樹投手(21=佐野日大)の3投手も映像で確認した。