日本ハム井口和朋投手(23)が反則投球を取られた。

 2点ビハインドの9回に登板し、先頭の木村文への初球後、責任審判の西本三塁塁審に指摘された。名幸球審からも球場内に「反則投球のためボールとします」とのアナウンスがあった。

 試合後に西本三塁塁審は報道陣に対して「中途で(投球動作を)止めているから反則投球」と説明した。

 9回表終了時に、栗山監督が西本三塁塁審へ説明を求める場面もあった。内容について西本三塁塁審は「答えられません」とした。

 井口は反則投球後に1ボールからストレートで四球で出塁を許すと、内野安打、犠打で1死二、三塁。三ゴロで1点を失った。

 栗山監督は試合後の会見で「今しゃべりだしたら思いっきり言っちゃうので」と思いを内に秘め、多くを語らなかった。

 西武菊池は17日楽天戦(メットライフドーム)で2段モーションと指摘され、2度ボークを取られている。