中日小笠原慎之介投手(19)が2週間ぶりの1軍登板で、5四球を与えながらも5回を2失点と粘投した。

 初回、先頭俊介、上本と連続安打で先制点を奪われた。その後、味方の好守や援護にも助けられ、ビッグイニングをつくることなく粘りの投球を見せた。2年目左腕は「初回から飛ばしていけと言われていたのですが、最初できなくて、自分で視野を狭くしてしまっていた。野手の皆さんに助けていただき、アウトを積み重ねることができました」とコメントした。

 5日巨人戦(東京ドーム)で3本塁打を打たれ7安打8失点で4回途中KOされ、2軍に降格。6月16日西武戦(ナゴヤドーム)から先発した7試合連続で本塁打を打たれていたが、この日は一発を食らわなかった。