日本ハムは31日、ルイス・メンドーサ投手(33)が野球協約第13章第119条「選手契約の譲渡(優先順位)」の適用により、阪神へ移籍すると発表した。24日にウエーバー公示され、獲得申請締め切り日の30日に阪神が申請したことを公表していた。

 メンドーサは14年に来日し、日本ハムに入団。4年間通算で95試合に登板して27勝36敗、防御率3・80。今季は20試合登板で3勝7敗、防御率3・97だった。球団を通じて「4年間プレーする機会を与えてくれたファイターズに心より感謝いたします。栗山監督をはじめ、本当に素晴らしい人たちに囲まれて野球ができたことを幸せに思います。この4年間は私と私の家族にとって、本当にかけがえのない時間になりました。北海道は永遠に私の第2の故郷です。昨年の日本一は私の野球人生の中で最高の思い出です。一生忘れることはできません。本当は現役引退までファイターズの一員としてプレーしたかったのですが、今季は自分が思い描いていたような活躍ができずにチームに迷惑をかけてしまい、その夢はかないませんでした。またいつかみなさんにお会いできることを祈っています。4年間本当にありがとうございました」とコメントした。