富山出身の日本ハム竹田憲宗球団社長(61)が、球団主催では25年ぶりの富山開催に感慨深げだった。

 「スポーツは人間力を向上させるソフト。富山とか、いろんなところでやっていけたら幸せ」と、笑顔を見せた。

 竹田球団社長の少年時代は、地元でプロスポーツに触れる機会は、ほぼなかったという。球団が北海道外で試合を開催する意義として「北海道の魅力をファイターズが外に出て伝えていくことも大事。『すごいな、プロ野球』と肌で感じてもらえれば。子どもたちやファンの方々が夢に向かうきっかけに我々がなれれば」と、話していた。