【セ・リーグ】

◆広島バティスタがV犠飛、今村2勝目 DeNA連敗

<広島5-4DeNA>◇14日◇マツダスタジアム

 広島は2回に松山の13号ソロなどで2点を先制。DeNAは3回に連打で3得点と勝ち越すも直後、松山の適時打で追いつかれた。

 広島は4回、バティスタの10号ソロで勝ち越しに成功した。DeNAはジョンソンの粘投を前に打線がつながらない。

 広島は8回にバティスタの犠飛で勝ち越しに成功した。今村は2勝目。中崎は7セーブ目。DeNAは8回の無死満塁の好機を生かせず連敗を喫した。エスコバーは3敗目。

 

◆阪神、巨人ともに決定打が出ず延長12回引き分け

<阪神2-2巨人>◇14日◇甲子園

 阪神は1回に大山の2点タイムリーで幸先良く先制。対する巨人は3回まで阪神秋山の前にノーヒットと攻略の糸口をつかめず。

 巨人は6回までに2度も得点圏に走者を置くも、得点ならず。阪神も巨人先発菅野の前に6回まで追加点を奪えず。

 巨人は8回に陽の適時打で1点を返し、9回には長野の適時打で同点に追いついた。その裏を抑え延長戦に入った。

 延長戦はともに決定打が出ず、2-2で12回引き分け。巨人は今季の阪神戦勝ち越しが決まった。

 

 

◆中日が接戦制す、又吉が7勝目 ヤクルトは借金44

<ヤクルト1-2中日>◇14日◇神宮

 ヤクルトの先発はギルメット、中日は伊藤。両投手とも縦の変化球に十分な落差があり、3回まで両軍無得点。

 中日は4回、遠藤の1号ソロで先制。ヤクルトは5回、バレンティンの適時打で同点。ギルメットは6回まで72球。7回も続投。

 両軍とも得点圏に走者を進められず、チャンスを作れない。ギルメットは8回1失点で降板。そのまま延長戦に入った。

 中日は10回、相手暴投で勝ち越した。又吉が7勝目。田島が32セーブ目を挙げた。ヤクルトは秋吉が4敗目で借金は44となった。

 

【パ・リーグ】

◆ソフトバンク・デスパイネV打!楽天敗れマジック1

<ソフトバンク7-4オリックス>◇14日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクは1回2死満塁で松田が空振り三振。オリックスは3回2死一、二塁で小島が一邪飛。両軍とも3回まで無得点。

 ソフトバンクは4回にデスパイネの32号2ランなどで逆転。5回にも1点追加。オリックスは小谷野の3点適時打で追いついた。

 ソフトバンクは6回にデスパイネの中前適時打で2点を勝ち越した。楽天が西武に敗れたため、優勝マジックは1となった。

 

 

◆西武菊池雄星トップタイ15勝 楽天3連敗、岸9敗

<楽天1-2西武>◇14日◇Koboパーク宮城

 西武が1回秋山、源田、森と先頭から3連打で1点先取。その裏、楽天が1死一塁から中川の二塁打ですぐに同点に追いついた。

 西武が同点の6回2死二塁、浅村の中堅への適時打で1点を勝ち越した。楽天は苦手とする菊池から2回以降追加点が取れず。

 2位西武が逃げ切り、3位楽天に1分け挟み10連勝として3・5ゲーム差をつけた。菊池がリーグトップタイ15勝。楽天は3連敗。岸は9敗目。

 

◆ロッテ3連勝、チェンが2勝目 日本ハムは2連敗

<日本ハム4-6ロッテ>◇14日◇札幌ドーム

 ロッテは初回、角中のランニング本塁打で1点先制。その裏に追いつかれたが、3回に荻野の犠飛で1点を勝ち越した。

 日本ハムは5回、横尾と大田の連続適時打で逆転に成功。先発有原は毎回被安打も、4回から6回までは無失点に抑えた。

 ロッテは2点を追う8回に1点を返し、9回に加藤が逆転4号3ランを放って3連勝。日本ハムは逃げ切れず2連敗となった。ロッテのチェンが2勝目。内は5セーブ目。日本ハム有原は13敗目。