ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(38)が現役続行の意思を固めたことが15日、分かった。

 来日通算10年目のチーム最年長右腕は「少なくとも、もう1年はプレーしたい」と話した。昨オフに米国に帰国する際は、現役を続けるか迷っていることを明かしていた。最終的に現役続行を選択したが、今季ここまで4勝にとどまり、現在は腰痛で2軍調整中。それでも「今は、気持ちはすごく前向き」と意欲的だった。

 ロッテは、外国人選手の去就はシーズン終了後に決めるのが基本方針。スタンリッジに残留要請するかは未定だ。ただ、スタンリッジは5月に国内FA権を取得しており、来季は外国人選手枠を外れる。米球界復帰は考えておらず「来年は“日本人”になる。興味を持ってくれる球団があるとうれしい」と、日本でのプレー続行を希望している。