日本ハム大谷翔平投手(23)が本拠地最終戦に「4番投手」で先発し、投打でチームの勝利に貢献した。投手として登板した試合で4番に入るのは初めて。

 「投手大谷」は3回に161キロをマークするなど、4回までに7三振を奪う完全投球を続けた。5回には安打と四球で無死一、二塁のピンチを背負ったが、後続を3人で斬り無失点。6、8回にも得点圏に走者を背負ったが、要所を締めた。

 「打者大谷」は4回1死の第2打席で中前打。大田の適時打で先制のホームを踏み、この回3得点の攻撃に火を付けた。

 結局、投げては9回を2安打10奪三振で無失点。打っては4打数1安打だった。