今季限りで阪神を退団する高宮和也投手(35)があいさつのため鳴尾浜へ訪れた。スーツ姿で現れるとともに汗を流した選手や関係者たちと握手を交わすなど、別れを惜しんだ。3チームを渡り歩いたプロ生活12年間で最も思い出に残ったシーンは14年でソフトバンクとの日本シリーズ。中継ぎ左腕としてフル回転した。

 今後について「まだ(戦力外通告後)2日なんで未定です。自分の中ではまだやれると思うし、潮時かなという気持ちもある」と神妙な面持ちで話した。現段階で、トライアウトは受験しない方向だという。