日本ハムのドラフト9位ルーキー、今井順之助内野手(19)が、プロ初打席で初安打初打点となる適時打を放った。

 2点を先制後の初回1死満塁の場面で、西武ウルフが投じた初球、148キロのツーシームを中前にはじき返した。「初球から打ちにいこうと決めていました。バットの先っぽだったんですけど、なんとか気持ちで押し込めたと思います。最後まで必死に頑張ります」と、笑顔を見せた。

 この日、プロ初昇格。いきなり「7番一塁」でスタメンに名を連ねた。今季はイースタン・リーグでチームトップの110試合に出場。打率2割2分2厘、5本塁打、30打点をマークした。

 昨夏は中京(現・中京学院大中京)の主砲として甲子園に出場。高校通算68本塁打で、父茂さんは元阪急の内野手。