西武源田壮亮内野手(24)が、日本、韓国、台湾による「アジアプロ野球チャンピオンシップ」(11月16~19日、東京ドーム)の代表候補に入った。オーバーエージ枠を除く24歳以下、入団3年以内で構成され、侍ジャパンの稲葉監督にとって初陣となる。2リーグ制後の新人遊撃手では史上初の、全試合フルイニング出場を果たした実力者が順当にリストアップされた。

 侍ジャパンのショートには、WBC2大会連続出場の巨人坂本勇がいる。源田は近未来の正遊撃手を担う資質が十分にある。新人の155安打は長嶋茂雄を抜いて歴代3位。三塁打10本は59年ぶりで、37盗塁はリーグ2位。広い守備範囲と堅実なスローイングも評価が高く、新人王も確実視される。若手主体の侍ジャパンで飛躍の足がかりをつかむ。メディカルチェックなどを経て、10月中旬に正式発表される。