西濃運輸・松本直樹(24=立大)がヤクルトから7位指名された。岐阜・大垣市内の同社で会見を行った。

 立大時代は控え捕手でリーグ無安打も、社会人で力をつけた。1年目から正捕手で16年の都市対抗ベスト4、17年同大会ベスト8に貢献。二塁到達1秒8前後と強肩が光る即戦力捕手として評価されていた。

 大学時代も戦った神宮球場が本拠地になる。松本は「(ヤクルトからの指名の予感は)ありました。神宮なので。縁のある球場。15年のリーグ優勝した翌日にリーグ戦があった。ビールかけをしたにおいがグラウンドに残っていたのを覚えている。愛着があります」と笑顔で語った。

 ◆松本直樹(まつもと・なおき)1993年(平5)10月17日、香川県坂出市生まれ。金山小2年から「金山野球スポーツ少年団」で軟式野球を始める。香川大付属坂出中では野球部。丸亀では1年からベンチ入り。10年夏、11年夏の県準Vが最高で、甲子園出場なし。立大では3年秋からリーグ戦出場。西濃運輸では1年目から正捕手。16年の都市対抗ベスト4、17年の同ベスト8に貢献。遠投120メートル。177センチ、82キロ。右投げ右打ち。