阪神金本知憲監督は、来季藤浪のローテ入りについて問われ語気を強めた。

 「当たり前やんか! 入ってもらわんと困りますわね。今年だって計算していたんだから。14か15ぐらい勝つ計算でいたんだから」。

 指揮官は18年先発ローテメンバーについて、メッセンジャー、秋山を指して「2人はもちろん当確やね」と明言。

 藤浪の立ち位置について「どうやろな。難しいな、晋太郎も。今年も数カ月ファームでしょ? 優先的にはローテーション入れる…分からんな、年が明けてみんと」と表現。

 来季の期待値も変わらず14、15勝になる。

 「やってほしいよ、そりゃあ。誰が監督だってそうでしょう。あいつをいらん、なんて言う監督はいないでしょう」。

 藤浪はCSファーストステージDeNA戦の3戦目で中継ぎ登板し、2回1安打無失点と復活の兆しを見せた。秋季キャンプでは連日ブルペン入り。

 「安定感はあると感じた。あまりブレがないな、というね」。

 藤浪以外にも先発ローテ候補たちが練習試合の登板候補にあがっている。11日、18日に韓国・LGとの練習試合。

 「投手コーチと話をするけどね。藤浪、小野、竹安、才木ぐらいでいきたいけどね。あとは岩貞か。紅白もあるけどね」。