広島の大瀬良大地投手(26)がフォークボールの改良に取り組んでいる。

 宮崎県日南市での秋季キャンプ2日目の8日、ブルペンで130球のうち、約3分の1でフォークボールを投げ「空振りを取れる精度を上げたい。数多く投げて、いいものをつかめたらいい」と意欲を示した。

 これまでもゴロを打たせるために使っていた球種だが、より落差を大きくするのが狙い。

 「ここぞのピンチの時に粘られて、カウントを悪くしていた」と課題を口にし、5年目の来季へ「安心できる立ち位置にいない。もっともっと成長できるようにしたい」と貪欲だった。