セ・パ両リーグの今季のベストナインが17日、発表された。有効投票数はセが280票、パが258票。最優秀新人、最優秀選手(MVP)は、20日のNPBアワーズで発表される。

 

 広島の5選手がベストナインに選ばれ、全セのセンターラインをジャックした。リーグ最多得票で2年連続3度目となる丸に加えて、会沢、菊池、田中が初受賞。昨年に続いて両リーグ最多5人の選出で、連覇した強さを示した形だ。

 シーズン終盤まで4番としてチームをけん引した鈴木は、2年連続2度目の受賞となった。負傷離脱するまで115試合に出場し、打率3割、90打点、26本塁打。打撃3部門すべてでリーグ上位の成績を残した。「けがをし、途中離脱したにもかかわらず評価していただき、本当に感謝しています。この賞に恥じないように来年はフルで戦っていきたいです」。リハビリは順調に進み、この日は広島残留組の練習に参加し外野ノックを受けた。マシン打撃も再開しており、打撃フォームを改良。「来年、変わった姿で戻ってきたい」とさらなる成長を誓った。