阪神ドラフト1位の仙台大・馬場皐輔投手(22)は筋肉量が多く、筋肉のバランスが良い「良質ボディー」であることが3日、判明した。

 甲子園で行われた体力測定を終え、権田トレーナーが「走っている姿、肩のインナーマッスルなどを見て筋肉量のバランスがいい。筋肉量も多いです」と黄金ルーキーの肉体の特徴を明かした。

 大学にも筋力測定器があり、筋肉量や体脂肪の知識を蓄えてきたという。測定を終えた馬場は「インボディ(筋力測定器)は大学での4年間も、常に見てきた。これからは筋肉量を増やして体脂肪を減らしていきたい」と話した。この日の測定で、体脂肪率は18%。目標とする数値を問われると「数字で全て決まるわけではないので。プレーしていく中で調整していきたい」と冷静に話した。

 秋季キャンプを見学した際、金本監督が馬場について「馬力がありそうやね。重い球を投げそうな印象」と初対面の感想を口にしていた。馬場も期待に応えられるように準備を進めている段階だ。

 「次はプロという舞台で投げさせてもらう。1軍で、甲子園で投げられるようにしたい気持ちが一層高まった」。甲子園のマウンドを見つめて、胸を躍らせた。【真柴健】