西武の浅村栄斗内野手が5日、埼玉県所沢市のメットライフドームで契約更改交渉に臨み、5500万円増の年俸2億1000万円でサインした。

 球団からは複数年契約を提示されたが「甘えを持ってやりたくない」と1年契約を選んだ。

 今季から主将を務めたが、優勝を逃して2位に終わり「悔しいシーズンになった。来年は優勝して日本一になりたい」と力強く宣言。打率2割9分1厘、19本塁打、99打点と「全部の部門であと一歩届かなかった」と振り返り、来季に向けて「3割、100打点に到達して、それが優勝につながれば個人としても一番うれしい」と話した。

 山川穂高内野手は1600万円から3000万円前後とみられる提示を保留した。

 栗山巧外野手は6000万円減の1億3000万円、金子侑司外野手は200万円増の5000万円で更改した。(金額は推定)