阪神はマルコス・マテオ投手(33)ラファエル・ドリス投手(29)と正式に再契約を交わしたことを11日、発表した。マテオが8000万円増の年俸1億9000万円、ドリスは7500万円増の年俸1億2500万円。ともに単年契約ながら大幅増を勝ち取った。

 今季はマテオ-ドリスで主に8、9回をつなぎ、ブルペンに安定をもたらした。それぞれ最優秀中継ぎ投手賞、セーブ王のタイトルを獲得。金本監督の信頼も厚く、来季もこの必勝リレーで戦うことがすでに決まっている。守護神ドリスは「今年は肘の手術明けで、開幕は不安もあったが、4月後半には自信を持つことができた。結果に満足したら、能力が落ちてしまう。まだまだ成長しなければならない」と意気込んだ。来日3年目を迎えるマテオも「来年も賞を獲得できるような活躍をしたい。ぜひとも優勝を勝ち取りたい」とやる気十分だ。(金額は推定)