ロッテ鈴木大地内野手(28)が12日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、1000万円アップの年俸1億1000万円でサインした。

 6年目の今季も、全143試合に出場。打率は2割6分にとどまったが、本塁打は自己最多となる11本を放った。一方で、チームは最下位に終わった。

 年俸10%アップを「1年間、こういうシーズンとなり、申し訳ない気持ちです。チーム、個人の成績だけでなく、1年間、試合に出続け、キャプテンとして1年間やったことを評価してもらいました」と受け止めた。

 来季は井口新監督の方針で、キャプテン制がなくなる。13年から4年間、務めてきた鈴木は「キャプテンじゃなくなったから、だらけていると思われたくない。引き締めないといけない」と、気持ちを新たにした。

 また、来季は二塁から三塁に転向する。「(ソフトバンクの)松田さんのように、チームメートやファンを魅了するプレーヤーになれたら。新しい自分が出せるように」と誓った。(金額は推定)