巨人宇佐見が「米トレ」で勝負強さを磨く。13日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行い、スイングスピード向上の土台作りへ、白米を多く食べ体重を増量すると明かした。

 今季後半から主に代打で21試合に出場し、サヨナラ本塁打を含む4本塁打と持ち前の打力で頭角を現した。正捕手奪取がかかる来季へ、今オフは「米をおなかいっぱい食べて、出力を上げたい」と1日5食を食べ、88キロから2キロの体重増量が目標だ。「(阪神)マテオ、ドリス、(広島)ジャクソンの直球に嫌な印象がある。打ち負けないスイングスピードをつけて、大事な場面で打ちたい」。試合終盤に現れる助っ人リリーバーキラーになり、レギュラーへの道も切り開く。