阪神糸井嘉男外野手(36)が14日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、昨オフに結んだ複数年契約にそって1億2000万増となる4億円プラス出来高で契約を更改した。

 オリックスからFA加入した今季は114試合に出場して打率2割9分0厘、17本塁打、62打点、21盗塁を記録し、攻撃の核としてチームを支えた。ただ、7月には「右脇腹の筋挫傷」で1カ月の長期離脱。「ケガして1カ月離脱して責任を感じた。オレなにしてんねん! と思っていた。(納得の数字は)1つもない」と、悔しいシーズンだったと振り返った。

 前日13日には阪神がメジャー通算71本塁打のウィリン・ロサリオ内野手(28=韓国ハンファ)の獲得を発表。クリーンアップを組む可能性のある助っ人の印象を問われて「ヒゲかっこいいな」と周囲を笑わせた。(金額は推定)