楽天今江年晶内野手(34)が14日、千葉市の千葉県こども病院を訪問、子どもたちと交流した。

 今江は社会貢献活動に最も精力的なプロ野球選手の1人で、ロッテ時代から10年以上、時間を見つけては同病院を訪れている。

 10年からは1打点につき1万円を積み立て、小児がんに立ち向かう子どもたちを支援するNPO法人に寄付。合計は364万円になった。他にもさまざまな活動を継続している。

 院内では子どもたちに囲まれて終始笑顔。質問コーナー、キャッチボール、オリジナルのクリスマスカード配布などで楽しんだ。「小さなころから、有名人が助けている姿をテレビで見て『自分も野球選手になって活躍して、有名になったらしたいな』という気持ちがありました。いろいろな人に支えられている。何か恩返しできれば、という感じですね」と話した。