来年、埼玉・所沢に本拠地を構えて40周年を迎える西武に、再び勝利の女神が勝ち運を運んでくる。プロ野球選手のものまねスイングで有名なアイドル、ホームランなみち(28)が15日「来年も西武ライオンズを精いっぱい応援させていただきたいと思います」と宣言した。

 なみちが西武ファンの間で知れ渡ったのは、本拠地メットライフドームで行われた9月10日日本ハム戦でのこと。試合前のイベントに登場し、浅村のものまねを披露すると、その試合で西武打線が大爆発。炭谷、中村、山川の1発が飛び出して勝利した。

 それ以来「勝利の女神」「ホームランを呼んでくる女」などと呼ばれ、西武ファンは来季もなみちの来場を心待ちにしている。

 そんななみちのものまねレパートリーは球界全体で30人以上。西武でも本人から直接指導を受けた浅村、中村、秋山、メヒアの他、バットを短く持って辻監督のまねをしたり、森の豪快なスイングもレパートリーの1つだという。

 来季に向けては「山川選手と源田選手のものまねは来季までに必ず習得して応援にいきたい」と新ネタ習得に意欲を燃やしている。

 加えてエース左腕菊池からは「オレのものまねもやってくれないかな」とリクエストされており「バッターだけでなく菊池投手のものまねもぜひやらせていただきたい。もともと右利きなんですけど、バッターは一丁前にスイッチ。投げる方も左を習得できるように頑張りたい」と決意。来季は打者&投手の二刀流で球場を盛り上げるつもりだ。

 ◆ホームランなみち 1989年(平元)11月20日、福島・郡山市出身。もともと縁起が良いということでホームランという芸名に。それから野球に興味を持ち、ものまねスイングをやりはじめた。現在はバッティングセンターでものまねでホームランを打てるか練習中。いつかは稲村亜美と対決するのが夢。身長157センチ、スリーサイズはB86、W63、H86。