日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が8日、新入団7選手の1番最後に、千葉・鎌ケ谷の勇翔寮に入寮した。

 母幸世さんが運転する車に乗って、予定していた時間より約20分ほど早く到着。大勢のテレビ、スチールカメラに囲まれ「自分のモチベーションになるので有り難いです」と、笑みを浮かべた。

 年末年始に父方の祖父、母方の祖母が相次いで亡くなった。「両親とも共働きだったので、ずっと面倒を見てもらっていましたし、良い思い出ばかり。今の自分の原点となるものをたくさん作ってくれた」と気丈に振り返り「1日でも早くこの環境に慣れて頑張って行けたら。チームとしても個人としても日本一を目指したい」と、9日から始まる新人合同自主トレへ向けて気持ちを高めた。