楽天は18日、仙台市内でスタッフ会議を行い、ドラフト1位の近藤弘樹投手(22=岡山商大)、同2位の岩見雅紀外野手(23=慶大)、同3位の山崎剛内野手(22=国学院大)、同4位の渡辺佑樹投手(22=横浜商大)、同7位の寺岡寛治投手(25=石川ミリオンスターズ)の新人5選手が1軍キャンプスタートすることが決まった。

 会議の冒頭、梨田監督は「星野副会長の遺志を継ぎながら、勝ちたい気持ちを前面に出してやっていきたい」とあいさつ。近藤らのブルペン投球を視察し「体がでかいし、球に重さ、力強さがあった」と期待した。右ふくらはぎに違和感がある嶋や右肘手術を受けてリハビリ中の茂木は2軍スタート。昨季リーグ5位(42盗塁)だったチーム盗塁数の目標を70盗塁に定め、機動力アップも狙う。

 1軍スタートする近藤は「則本さんとか、そうそうたるメンバーがいる。いいところを見て盗んでいきたい」と意欲十分だった。