日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が19日、右手親指の張りのため、キャッチボールと打撃練習を回避した。

 2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレに参加。栗山英樹監督(56)も視察に訪れ、グラウンドで予定されていた体幹トレーニングなどを消化。その後、同監督と1対1で話し合った後、他の新人選手の輪から離れてベンチ裏へ引き揚げた。

 球場内で昼食を取り、寮へ戻る際に取材に応対。「大事を取ってという感じです。大したことはないです」と話した。今後の経過を見ながら必要に応じて措置を取ることになりそうだ。

 18日に本人からトレーナーへ右手親指の付け根付近の張りを訴えたという。白水トレーナーは「練習量が増えてきて、右手の親指が張ってきていた。大事を取って」と説明。同自主トレも第3クール最終日となり、疲労もたまってきていたという。20日はオフで、休み明けの21日は状態を見ながら練習メニューを決めることになる。