右手親指の骨挫傷で別メニュー調整中の日本ハム・ドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が、千葉・鎌ケ谷の室内練習場で行われた新人合同自主トレで、キャッチボールを再開した。

 18日の筋トレで痛めた患部は、電気治療と軟こう湿布のダブル処方で快方へ向かっている。この日、4日ぶりのキャッチボールでは「6~7割くらいの力で」最長20メートルの距離で76球を投げ、ゴロ捕球でも送球が解禁に。「大丈夫です。やっぱり楽しいですね」と順調な回復をアピールし「高1の時、バットやグローブを忘れたことがあったので、忘れ物をしないよう計画的に準備をしたい」と、心は米アリゾナの1軍キャンプへ向かっていた。

 大寒波の影響で全体メニューはすべて室内練習場で敢行。球団側は球場の大型ビジョンで新人合同自主トレの模様を生中継し、雪の中、集まったファンに練習の模様を届けた。清宮は今月26日に再検査を受け問題がなければ、予定通り1軍キャンプに参加する。