日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)が27日、18日の右手親指打撲後、初めてトスバッティングとティー打撃を再開した。千葉・鎌ケ谷の2軍施設で行われた新人合同自主トレで早実のチームメートが声援を送る中、順調な回復ぶりを披露した。今日28日に自主トレを打ち上げ、1軍キャンプ地の米アリゾナ・スコッツデールへ出発する。
周囲の視線を一身に浴びて、清宮がボールを打った。患部には衝撃を和らげるジェル状のガードを装着。トレーナーが投じたボール36球をトスバッティングで軽く打ち返すと、その後にティー打撃で31スイングした。「6割くらい。久々で、ちょっとなまっているかなと思った」。18日に右手親指を打撲。翌日に打撃練習を制限されてから1週間あまり。控えめなスイングの中にも、順調な回復ぶりを込めた。
故障から、教訓を得た。「ケガで、いろいろな人を左右させてしまう」。幸いにも大事には至らず、決定していた1軍キャンプに参加できるが、置かれている立場の大きさを痛感した。「体のリズムを自分で調整してやりたい。これを良い方につなげるか、ただのケガにするかは自分次第」。本格的な打撃練習再開となるフリー打撃は、2月1日のキャンプイン後となる見通しだ。
今日28日に合同自主トレを打ち上げ、アメリカへ出発する。出発前日となるこの日は早実で副主将を務めた福本翔くんらの友人が訪問。「寮のこととか、たわいもない話です」と気を許す仲間と、つかの間の時間を過ごした。プロ入り初の故障を経て、身も心もステップアップ。「(キャンプでは)生きた球をしっかり打つ。体を順応させていきたい」。超大型ルーキーの球春幕開けが、迫っている。【田中彩友美】



