巨人菅野智之投手(28)が11日、宮崎・青島海岸で「日本介助犬協会」へ支援金の贈呈式を行った。

 15年に社会貢献活動のため「菅野基金」を設立。「数が足りない」「世間の認知度が低い」といった介助犬の現状を知り、今回で3年連続の取り組みとなった。15年に設立した「菅野基金」から昨年の17勝に応じた170万円を贈り、支援金は協会を通じて介助犬の育成・普及に充てられる予定だ。

 菅野は「僕の力は微々たるものだけどメディアを通じて介助犬のことを認知してもらって、困っている人がいると知ってもらうのが必要」とした。また社会貢献について「ジャイアンツでもそういう選手が増えたらいい。イチ社会人として、背中を見せて考えてくれたらやった意義がある」と今後も継続して行い、支援の広がりが出ることを願った。