中日京田陽太内野手(23)が21日、松坂と初対戦した。

 昨年のセ・リーグ新人王は沖縄北谷キャンプで、フリー打撃で松坂と相対した。23球で14スイング。安打性は2本で、最後の1球はど真ん中139キロ直球を右中間スタンドに運んだ。「あれは松坂さんの優しさでしょう。期待に応えられて良かった」と笑った。

 最後の3球はL字の防護ネットを外しての対戦だった。京田は「当てたらどうしようと思った。ケガをさせたらいろんな人に恨まれる…」と戦々恐々。それでも対戦を振り返り「松坂さんはスーパースター。テレビで見ていた人と対戦できて、野球人生の中で貴重な体験。見ていた投球フォームで投げていて、すごいなと思った」と感動していた。