西武菊池雄星投手(26)が抜群のブルペン投球で、順調な調整をうかがわせた。

 高知・春野での2次キャンプで95球。球威ある直球に、今季本格的に取り組むフォーク、カーブ、スライダーをテンポよく投げ込んだ。

 投球後、ブルペン捕手に球数を聞くと「そんなに投げたんですか」と聞き返すほどの集中ぶり。投げ始めたばかりのスライダーは、軌道や手首の角度を確認する場面が見られたが、「いい感じにきていると思います」と手応えを口にした。

 すでに開幕投手を務めることが決定している左腕。25日のロッテ戦(春野)で、今季初の対外試合に臨む。【西武担当 佐竹実】