ヤクルト原樹理投手(24)が先発し、5回2安打無失点で開幕ローテーション切符を手にした。140キロ台中盤の直球に100キロ台のカーブも織り交ぜ、主力がそろった阪神打線に凡打を打たせた。

 体調不良などもあって実戦登板は2月21日の練習試合・巨人戦以来だったが「ボールはしっかり投げていたし肩の不安はなかった。しっかり緩急をつかいながら丁寧に投げられた」と納得の様子。小川淳司監督(60)は「良かったね。間隔はずいぶん空いたと思うけど、ボールのキレ、質も良かった。(開幕ローテ入りは)今の感じなら間違いない」と語った。