楽天の1番茂木栄五郎内野手(24)の激走が、先制点を呼び込んだ。

 初回、巨人野上が投じた5球目、外角低めの変化球を逆方向に流した。左中間を破ると、二塁で減速することなく一気に三塁を陥れた。「二塁をまわって、まわりきれるかもしれない、狙っていこうと思った」。

 続く2番カルロス・ペゲーロ外野手(31)が右翼席に特大2ランを放ち、理想型で先制した。梨田監督は「茂木の走塁があのホームランにつながった」と話した。