日本ハムは28日、開幕へ向けて札幌ドームで全体練習を行った。投内連係やフリー打撃などで調整。栗山英樹監督(56)は2日後に迫った開幕戦の30日西武戦(札幌ドーム)でのスタメンについて「最後まで考える。メッセージ性が必要。誰に打順をいっぱい回したらいいのか」と、開幕戦当日まで思案を続けるつもりだ。

 打線はオープン戦で12球団最多の25本塁打をマーク。長打力が今季の売りの1つにもなっている。「この特長を全面に出すべきかな」と、重量打線で西武のエース菊池を攻略するプランを練っているもよう。開幕戦で最も勝つ確率が高い打線の組み方は、何か-。考え続けていると、ふと妙案が浮かぶ時があるという栗山監督は「野球の神様が教えてくれる瞬間を待っている」。どんなオーダーになるのか、要注目だ。