星野監督、必ず巨人に勝ちます-。福留孝介外野手(40)ら阪神ナインも28日、大阪市内で行われた星野仙一氏の「お別れの会」に出席し、思い思いに献花した。福留にとっては中日1年目からの監督で「僕の中では永遠の監督」と尊敬する恩人。「やっぱり寂しいですね」とつぶやいた後、闘将の魂を引き継ぐ決意を新たにした。
「監督は、常にそうやって強いところを倒すっていうことを口にされていた。開幕は巨人戦ですけど、どこと当たるとしても、強いところを倒すということを念じてやっていきたい」
星野氏が生涯こだわり続けたのが打倒巨人。今季開幕カードの相手が巨人となれば、福留の胸中が熱くなるのも当然だ。「本当に今までありがとうございます。ゆっくりお休みください。僕自身はまだまだ頑張っていきます。チームを引っ張っていけるようにやっていきます」。遺影にそう誓った。
星野氏の背中を追うように、中日からメジャーを経て、縦じまのユニホームに袖を通した。「頑張れ!」「優勝しろ!」。かけてもらった熱い言葉の数々を忘れることはない。「このユニホームを着ているうちに、なんとかしたいなという思いが強いですね。1つのボールをしっかりと追いかけて、戦う集団となって勝ちにこだわって。そういう執念を持っていきたい」。13年ぶりのV奪回へ、情熱は燃えたぎるばかりだ。
生前、星野氏はかつて指揮を執った阪神、楽天の2チームが日本シリーズを戦う瞬間を待ちわびていた。「まず、そこ(優勝)をしっかりと果たして、監督が望んでいた試合ができたらなと思います」。ナインの思いを代弁し、主将は覚悟の言葉を恩師に届けた。



