中日の球団史上最年少投手、小笠原慎之介投手(20)は29日、マツダスタジアムで最終調整を行った。

 登板2日前の前日28日に続いて、めずらしくこの日もブルペン入り。ブルペンのマウンドに慣れる意味合いもあり、軽く投球したという。「いつも通りにやるです。最少失点でやっていきたい」とやや緊張感を漂わせながらバスに乗り込んだ。

 昨年は同球場で2試合に先発して1勝1敗。7月1日の対戦ではエルドレッドに3発浴びるなど8失点で敗れたが、8月27日は6回2失点とリベンジ。この試合からシーズン終了まで6試合連続クオリティー・スタート(6回以上、自責3以下)を達成し、一皮むけた。いいイメージは残っているはずだ。