巨人内海哲也投手(36)が“開幕”のマウンドへ気合十分だ。

 7日、川崎市のジャイアンツ球場で1軍投手練習に参加。1軍での今季初先発が予定されている10日阪神戦に向け、キャッチボール、ノック、ランニングなどで調整。「1軍にいったからといって、いつもと違うことをやるのではなく、キャンプから継続してきたことをやるだけ」とフォーム確認のため、ブルペンで座った捕手へ約20球投球練習も行った。

 先発予定だった3日広島戦に向け、1軍広島遠征に同行していたが、雨天中止の影響で登板機会が消滅。4日のイースタン・リーグ日本ハム戦で2回無失点とした調整登板を経て、この日1軍に再合流した。2軍では5試合に登板し1勝1敗、防御率1・57と安定した成績を残してきた。

 結果を積み重ね、たどり着いたの今季初の1軍マウンドへ「もうペナントレースは始まっているし、遅いですけど、僕の1試合には変わりない。ガチガチに緊張すると思うので、緊張を受け入れて自分のピッチングをしたい」と意気込んだ。