ソフトバンクがいずれも今季初の4連敗、同一カード3連敗を喫した。

 ここ2戦連続で完封中だった先発の武田翔太投手(25)が5回7失点と打ち込まれ、打線もプロ初先発のロッテ土肥を捉えきれずに完敗した。初回に無死一、二塁と好機をつくったが、3番柳田、4番デスパイネ、5番グラシアルの主軸が凡退。柳田は「初回のチャンスでなんとかできれば良かったですけど」と悔しがった。

 工藤監督は「すべてのチャンスをものにできれば苦労はない。初回に点を取れればいいというのはあるが、みんな頑張ってやっているところなので。終わったものは帰ってこない。切り替えていきましょう」と22日からの首位西武3連戦を見据えていた。