西武は山賊打線がつながり初回に6得点を奪ったが、逆転負けを喫した。

 2点リードの1回1死満塁、指名打者の7番・森友哉捕手が初球の134キロフォークをとらえ、4号となる中越え満塁弾を放った。

 5月5日楽天戦(楽天生命パーク)以来となる本塁打に、三塁を回ったところで手をパンとたたき、笑顔を見せた。満員のファンの前での会心の一打で「気持ち良かったです」と振り返った。

 今季は主に5番を任されていたが、23日ソフトバンク戦から7番に入っていた。26日の日本ハム戦では6番だったが、この日も7番でスタメン。第2打席以降は快音を響かせられず、2点を追う10回無死一塁の場面では、二ゴロで併殺に倒れた。「(安打の)確率が悪いので、まだまだです。交流戦で(調子を)上げるか、下げるか。頑張ります」と気持ちを切り替えていた。