全日程が終了し、各部門の表彰選手が決定した。遊撃手としてベストナインに選ばれた明大・渡辺佳明内野手(4年=横浜)は今季から遊撃手に挑戦。過去三塁手で2度選出されており「めちゃくちゃうれしいです。ポジションが変わってやっぱり不安はあったので」と笑った。

 明大からは、二塁手で吉田有輝内野手(4年=履正社)が、三塁手で森下智之内野手(4年=米子東)、越智達矢外野手(4年=丹原)の4人が選出された。

 また、最優秀防御率は1・16で立大の田中誠也投手(3年=大阪桐蔭)が輝いた。早大3回戦で慶大・高橋亮吾投手(3年=慶応湘南藤沢)がイニングによっては上回る可能性もあり、ドキドキしながら戦況を見守っていた。「どうなるかと思っていましたが、1位になれて良かった。2つのタイトルを頂けてうれしいです」と満面の笑みだった。