11日から全日本大学選手権(神宮ほか)が開幕する。今大会は投手に逸材がそろった。注目選手を紹介する。

 4年生では、ドラフト上位候補の富士大・鈴木翔天(向上)、佐々木健(木造)は屈指の好左腕。国際武道大の伊藤将司(横浜)、青野善行(市船橋)平川裕太(東海大浦安)林桂大(銚子商)は「武大カルテット」を形成する。最速148キロの広島大・中田朋輝(宇部)は国立の星。3年生以下では、創価大・杉山晃基(3年=盛岡大付)東海大・原田泰成(3年=東海大市原望洋)小郷賢人(2年=関西)は150キロ超の直球が武器の剛腕。打者では50メートル走5秒7の立命大・辰己涼介外野手(4年=社)東洋大・中川圭太内野手(4年=PL学園)大商大・太田光捕手(4年=広陵)九産大・岩城駿也内野手(4年=東海大福岡)が注目される。